博多なすのことをもっと知って欲しいから、皆さんのご質問にお答えします!!
| なす全般編 | |
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はじめまして、ホームページ楽しく拝見させていただきました。質問なんですが、今日なすの素揚げを作っている最中に、なすの話題で盛り上がりました。その内容とは、一人の職員がなすのへたの部分をおしりと呼び、その反対側の丸い部分が頭だというのです。その根拠とは、なすの形は魚の形に似ていて、魚の頭は丸みがあり、尾はすっと細くなっているから、なすの形も魚といっしょで、丸いほうが頭だと言うのです。 とりあえず私達は育っている状態で上を頭、下のほうをおしりと呼んでいいのではないかという結論となりました。トマトの頭はへたのほう、とうもろこしはひげがあるほうが上のほうにあるので頭、稲は穂の部分が頭(頭が垂れるっていいますよね?)人参は葉っぱのほうが頭と。しかしその職員はいまいち納得できないようです。私達もなんとなくすっきりしません。『なすのへた』という言葉はよく使いますが、頭やおしりといった呼び方をするものなんでしょうか? いろいろ調べてみても、このことについて書いてあるものを見つけられませんでした。そこでこれだけなすのことについて詳しいこのホームページの関係者の方なら御存じではないかと思い、書き込ませていただきました。とてもくだらない質問ですみません、、。どうぞよろしくお願いします。 |
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なすの果実はどっちが頭で、どっちがおしりなの? というご質問ですね。 では、右の「なすの花の形態」の画像をご覧ください。これは、なすの花のイラストを使って各部分の名称を説明したものです。 なすの果実とは、この図の中の「柱頭(雌しべ)」という部分に、「葯」(おしべ)から出た花粉が付着することにより「子房」が発育して大きくなったものです。一般トマトやピーマン、みかん・りんごなどの花が咲いて実をつけるものは、果実は子房または子房などの部分が発育したものです。そういったものは開花時の花柱の部分が付着していた部分を果頂といい、その周部を果頂部、その反対にヘタや枝についている方を果底、その周辺部を果底部と呼びます。植物学的にいうと、果頂を頭、果底をおしりとすると、ヘタのある方がおしりで、柱頭のついていた方が頭というわけです。また、ニンジンや大根などは植物体の根が大きくなったものですから葉っぱのついている方を頭と呼んでいいと思いますよ。しかし、一般的に野菜の「頭」とか「お尻」という言いかたは、その場合に応じて使われることが多いですから、お好きな方を使われたらいいと思いますよ。 ところで、一口になすの実と言いますが、なすの果実を詳しく見ると「外果皮」「中果皮」「内果皮」の3つから成り立っています。「外果皮」は果実のもっとも外側の果皮の部分です。「中果皮」は、外果皮の内側の部分でなすを翡翠煮にしたときに見られる緑色はこの部分の色です。「内果皮」は種子や胎座をを包んでいる部分です。なすの果実の内部は中果皮と芯を結ぶ数個の隔壁によって5〜8個の子室に分かれています。各子室には胎座組織があり、その外側に多くの種子ができます。花粉が柱頭に受精すると、この「内果皮」の部分が発達するというわけです。「中果皮」と「内果皮」について、わかりやすくほかの植物の例でご説明しましょう。皆さんが食べられているいうとスイカの赤い実の部分は、内果皮が発達した部分で、メロンの可食部の部分は中果皮が発達したものです。 |