博多なす Q&A  

博多なすのことをもっと知って欲しいから、皆さんのご質問にお答えします!!

栽培編
Q
1. 「博多なすには、どんな害虫がいますか? 」


A
代表的なものをご紹介しましょう

*スリップス〔ミナミキイロアザミウマ〕
・幼虫は、黄色、成虫は、茶褐色で2〜3oの大きさです。ナスのヘタや葉、実を食べます。この虫に食べられるとナスの実に傷がついたり、ひどい場合は、ナスの木の成長が止まったりします。

*アブラムシ
・いろいろな野菜に発生する害虫です。色は、緑色や赤褐色で3o〜5oの大きさです。葉っぱや花、がくに付いて樹液を吸います。排泄物がネバネバするので、ほこりや病原菌がくっつきやすくなります。またウイルス病を感染させたりします。

*コナジラミ類
オンシツコナジラミとタバココナジラミの2種類が代表的なものです。成虫は、1.5oの大きさのハエのような虫です。約1ヶ月の間に100〜200の卵を生みます。アブラムシと同じような被害があります。

*チャノホコリダニ
成虫でも非常に小さいので肉眼で確認することは難しいです。成虫や幼虫が新芽に寄生して樹液を吸います。新芽の成長が止まったり、新葉が小さくなったり、奇形の葉が出たりします。

*ハダニ
アカダニとシロダニがいます。葉っぱの裏に付いて、樹液を吸います。樹液を吸われたところは、点状に色が抜けて白くなります。

*マメハモグリバエ
成虫は2oくらいの背中に黄色い斑点があるハエです。幼虫は2oほどの黄色い芋虫みたいな格好をしています。その幼虫が葉っぱの中を食べます。この虫に食べられた葉っぱは、ちょうど緑の葉っぱに白いクネクネした線が入りますので別名「絵書き虫」とも呼ばれます。

*ハスモンヨトウ
成虫は1.5〜2cmの灰褐色の蛾です。200から300の卵をナスの葉っぱに産み付けます。この卵から生まれた幼虫が葉や茎、実を食べます。幼虫は大きいものでは4cmくらいの大きさになります。

*ネコブセンチュウ
1oくらいの糸くずのような格好をしていて、土の中で体をくねらせて活動しています。根の中に侵入して分泌物を出して根にコブを作ります。すると根が養分を吸えなくなるのでナスが弱ります。

*その他、ナメクジやケラ、コオロギ等もナスの害虫です。

 私もナスを生産して18年になりますが、最初のころはスリップスやマメハモグリバエなどは、いませんでした。近頃は、外国から多くの農産物が輸入されています。これらの虫もその中に入って日本へやって来たと考えられています。スリップスは、16年ほど前から、マメハモグリバエは、ここ6から7年の間に日本に入ってきた新しい害虫です。日本という国は、カロリーベースで30パーセント程度の食料しか自
分の国で作っていませんから多くの食料を外国に依存しています。しかしアメリカ、フランス、ドイツなどの他の先進国で食糧を自給できていない国はありません。
 現在、輸入農産物のセーフガード発動など、国内の農業についてのいろいろな問題がニュースなどで取り上げられますが、一般の消費者の皆様にも、このことをよく考えていただきたいと思います。
もちろん、私たち農家も一生懸命頑張ります。

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