
2004/ 8/19 接木作業
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瀬高は台風15号が過ぎ去って、久しぶりに熱帯夜から開放された瀬高では朝夕もめっきり過ごしやすくなってきました。そろそろ8月も終わりに近づき、セミの声もアブラゼミやクマゼミの声からツクツクボウシへと替わりました。庭の木の枝に残っているセミの抜け殻が、そろそろ夏の終わりを告げています。
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| 8月19日の苗のようす |
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| 種を蒔いてから34日がたち本葉が5枚ほど開いた状態の博多なすの苗です。今年の夏は猛暑続きで、潅水が多かったせいか大ぶりの苗に育ちました。昨日から九州に接近していた台風15号の強風の吹く中、接木作業をしました。今回はその様子をご紹介します。 |
| 接木作業 |
接木とは、植物の一部を切り離して、別の植物とつなぎ合わせて新しい植物個体にすることをいいます。接木をすると穂木と台木(根がついている方を台木、上に接ぐ方を穂木といいます。)の細胞組織〔正式には形成層といいます〕からカルス細胞ができ、穂木と台木がつながります。このカルス細胞が新しい形成層を作り穂木と台木の間で水分や栄養分の行き来ができるようになり新しい植物個体として生育していきます。 なすは連作をきらう作物で、連作をすると土壌病害の発生が多くなりがちです。茄子の土壌病害には、半身イチョウ病、青枯れ病などがありますが、これらに抵抗性のあるナス科植物と接木をすることによって病気の発生を防いだり、強い根を張らせることによって長期間にわたって品質の良いなすを収穫することができます。
*AFFTIS 農林水産最新技術情報館ホームページの中の「農家の工夫から生まれた野菜の接ぎ木栽培」に日本での野菜の接木栽培の始まりの様子が詳しく述べられています。
URL http://www.afftis.or.jp/senjin/tugi.htm |
■穂木の「筑陽」の接木処理
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次に穂木の茎の先をくさび形に切ります。この写真では、なすの接木専用に作られたカッター(器具)を使って作業をしています。 |
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まず、穂木になる「筑陽」は先端から3枚の本葉の所から切断します。 |
穂木の準備が完了です。茎の先端がくさび形に尖っている様子がわかりますか?
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■台木の「赤ナス」の接木処理
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先端を切断したら、茎に縦に切り込みを入れます。
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切込みを入れた台木に穂木を差し込んでクリップで固定します。
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| 台木となる「赤ナス」は根元から2枚の本葉を残して切断します。 |
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接木が終わったら、周囲を密閉したトンネルの中で管理します。約1週間ほどで接いだ部分がつながりますが、その間は湿度や温度などの管理に目が離せません。 |
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