2003年 10月 9日
  • 平成16年産冬春なす生産者大会
  • 枝づくり

平成16年産冬春なす生産者大会
平成16年度冬春なす生産者大会 
 JAみなみ筑後瀬高なす部会の総会・生産者大会が10月9日、JAみなみ筑後会館において、「環境にやさしく、消費者に信頼される産地づくり」をテーマに博多なす生産農家と取引先の青果市場、JAや行政の関係者が一同に集まり開催されました。大会では、BSEや産地偽装、輸入食品の残留農薬、国内における無登録農薬使用問題など食品に対する信頼が揺らいでいる現状を踏まえたうえで、食の安全性の確保と環境に配慮した博多なすの生産・流通について真剣な討議が行われました。大会では「農薬適正使用と栽培履歴の記録」「天敵などを利用した総合防除技術の確立」「計画的安定出荷対策」「物流システムの改革」「消費者に向けた食と農について理解をもとめるための活動」などの本年度の活動内容を決議しました。

JAみなみ筑後瀬高なす部会は、本年度も生産者・市場・流通一体となって、新鮮で安全な博多なすを皆様にお届けします。瀬高の生産農家が丹精込めて育て上げた博多なすと、ニューキャラクター「なすにん君」を本年度もどうぞよろしくお願いいたします。

10月8日の博多なす

 10月8日の博多なす 今年、最初の博多なすです。
 植付けから20日目の博多なすのハウスです。このハウスでは、今年度、初めての収穫をむかえました。博多なすの樹もだんだん大きくなり、枝も伸びてきましたので、そろそろ樹形を整えるための枝づくりをする時期になりました。

枝づくり


主枝に紐を巻いています

選んだ4本の枝(主枝)に紐を巻きつけていきます。




博多なすの樹わ上から見たところです
上から見たところです。
4方向に主枝の向きを分けています。
 
枝づくりをする前の博多なす



枝づくりの様子3

主枝に巻きつけた紐を支柱に張ったラインに留めて完了。


 
誘引をする前のなすの樹

誘引をする前になすの樹の基本骨格となる枝を選びます。
4本仕立ての樹形にしますので白い矢印で示した4本の枝を選びました。

枝づくりの作業について

奈良県の小学3年生の方から、なす栽培についての質問のメールをいただきました。

「社会科でなすづくりを学習していてわからないことがありましたので、 こたえてください。なぜ枝をつるのか。僕の予想はなすが水に浸かってくさらないためだとおもいますが、あっていますか。」

 なすの枝をつるす作業のことを誘引といいます。
植物は光合成という仕組みによって根から吸い上げた水や養分を葉っ ぱで糖と二酸化炭素に変えて、成長したり花を咲かせたり実をつけたりするエネルギーにしています。なす健康に育てるためや収穫を多くするためには、なす全体になるべくたくさんの日光を当てる必要があります。そのために「誘引」という作業が必要になります。
 もちろん、大きくなったなすの樹を支えるためにも必要ですし風通しをよくして病気や害虫の発生を予防したりする効果もありますよ。