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瀬高にも桜の名所といわれるところがいくつもあるのですが、上の写真は瀬高町指定天然記念物になっている「名木野のしだれ桜」です。一般にしだれ桜には紅一重、紅八重、白一重の3種類があるのですが、この桜は寒冷地に育つ白一重の桜で 、温暖な地方では生育しにくいといわれている品種で以前にはせいぜい広島県の山岳地あたりが南限ではないかと考えられていましたが、昭和52年に副島次郎氏によりこのしだれ桜が白一重であることが新聞で紹介されてから植物分布学的にも貴重なものとなっています。ここの山一帯は吉田山と呼ばれ、立花藩に仕えた吉田家の十二代重正氏が元禄年間この名木野の山峡に別邸を構えその庭園に京から白一重の苗木を移植したその中の1本が生育しているものと思われています。このことからこの「名木野のしだれ桜」の樹齢は約300年程経っていて、高さが15メートル、幹が2メートル程あり 学術的に貴重なしだれ桜とされています。また近くには柿本人麻呂を祭る祠もあり連歌の一巻と奉納の木札があります。 |
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