泉州みずなす
泉州みずなす
 
 泉州(堺市周辺)産の水ナス。果皮、果肉ともに柔らかく、かつ多汁質で甘味がある。 果長11cm×幅7cm 180g

<来歴と特性>
室町時代に書かれたとされている「庭訓往来」に「澤茄子(ミツナス)」と記載されていることから貝塚市の澤地区が発祥と考えられる。泉南地区に限定されて生産・消費されていた在来種で、夏に畑で農作業をしていて、のどが乾いたときには、この茄子を食べ、のどの渇きをいやしたといわれるほどジューシーで、浅漬けにすると最高である。水茄子の果皮は、淡赤紫色で糠漬けにすると褐色に変化するため、味は素晴らしかったが、見た目が悪いことから、昭和のはじめにデパートで試しに販売したが売れなかったそうである。その後、果皮が濃紫色の「絹茄」が昭和30年頃より増えていった。その当時もまだ泉州地域にのみ限定され生産・消費されていたが、浅漬けにした場合の美味しさが評判になり、平成に入り人気が出てきた。

<料理例> 浅漬け・じゃこごうこ

<現在の取り組み>
泉州地域を中心に約23haの栽培があり、大部分が漬物として利用されている。「水なす漬」は平成7年に大阪府Eマーク認証第一号商品となり、目下、全国展開しているところである。
資料提供 大果大阪青果株式会社


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