もぎなす
もぎなす
 
 愛宕郡聖護院村(現在の左京区聖護院)のおいて慶応〜明治初年(1865〜1868)頃から栽培が始められたと伝えられています。そのころこの地域は苗物づくりの産地として発達していました。
 この品種は在来種から偶然に生まれた丈の低い早生の苗を選んで作り出されたとされています。
 丁寧に一つずつ手でもぎ取って収穫するためにこの名が付いたといわれ、普通の露地ものの茄子より二、三か月早く出回りはじめます。
 現在での栽培は12月下旬に温床には種し3月上旬にビニールハウスに定植し5〜7月に収穫します。
 肉質のしまった1果20g内外の小粒のなすで耐病性に強く味はほろ苦味のあるのが特徴です。てんぷらや煮物の材料に適していて、からし漬や、もろみ漬にも利用されています。
 現在では市内の一部の農家においてわずかに栽培されているにすぎません。
資料提供 京都青果卸賣株式会社


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